妖しいハーモニーの世界

「不協和音」という言葉を見ると、あたかも協調しない音と音が重なってるようなことをイメージする人は多いのではないか?
ちがいます。うまく配置された不協和音は極めて美しい協和を見せます。
音楽を勉強してしまった人ほど「和音=コード」という耳で音をとらえるのかもしれない。そのことの細かい可否についてはおいておいて。
来週水曜日(8/27)に、『美しい不協和音のあるポップスを探そう会』という催しをします。
音楽ファンの願望を平均化することは出来ないから、それがどこまで一般的かそうでないかは分かりませんが、私はどうもポップスから『美しい不協和音』を感じ取れない場合、音楽を聴くことに時間をさいたことを不満に思うタイプなようです。それをリズム面に置き換えれば「シンコペーションの要素が入ってない曲で踊っててもあんまり楽しくない」というようなことで、趣味的な問題ともいえなくもないですが、私は「音楽の不思議」や「音楽の快感」を探求するならば一大メインテーマになる部分だと捉えています。ソングライターやミュージシャンによっても重要度がぜんぜん違う部分でしょう。学術的には簡単にコードの分解で説明つくかもしれないところを極めて感覚的にシロートくさく、妖しいハーモニーを探したいです。
興味あったら今回は来て下さい。入場料はサマー割り?でいつもの半額に設定しました。沢山の人に来て欲しいんです。
三鷹おんがくのじかんにて。18時オープン、19時スタート。かなり遅くまでやりますから途中からでも楽しめると思います。