スタイルとクリティック

MIX for NOVO ! という新MIXをつくった
ファッション界における多角的な流行のスタイルについて私は全く把握していない
しかしそのサイクルが早いことはなんとなくわかる
今現在の新しさ というのがどの時期からリヴァイバルされた新しさなのか
それは誰に煽られたモードなのか
どこまでが業界の都合なのか
時代の造られ方
人の感性や気分がどんな風に流されてきたのか
普遍性の強弱を測れる神器があるとしたらそれの正体は
誰になら影響されてもよくて 誰からは影響されたくないのか
処世術なのか DNAに刻まれているのか
ナニにナニをアピールしたいチョイスなのか
己をどのように好きか どのように好きでないか
行動範囲
年齢の意識
それらについては特に話さなかったが、
原宿のヴィンテージ古着ショップ『NOVO !』に行ってみて
その雰囲気と品揃えとの敢えての相対的なバランス
オーナーkato氏の予測する1年後のストリートのモードや40年代と96年前後への注目
そして個人的にメンズもレディースも買いたくなっちゃうようなもの揃いだったので
おそらくは難しく考えなくても
NOVO ! を無理なく気に入った私が、NOVO ! に足を運ぶような感度いいアンテナを立てた人達の
感性の旗ハタハタとはためかせながらの物色を、kato氏との会話をより奥行きあるものにしてあげられるミックスをするだけでよかった
自分にとって新鮮なあたらしい価値を求めてやってくる そのワクワクをさりげなく増幅させてあげることがきっと私にはできる
その為の選曲行為で、全然今まで見えてなかった魅力が意外な音楽からボロボロボロボロ発見できてそれはもの凄く楽しい作業だった
今回もsuppa micro mix 4として誰でも入手できるようにするのだが、
第一にはNOVO ! という、今だからこそ新鮮な古きモノを提示する空間の空気を振動させる前程であることによって、
自分の音楽の聴き方に競馬の予想屋のような耳がニョキっと立ちあがる
古さ・異和・ダサさ・難しさ → 新しさ・フィット・かっこよさ・気安さ と、
他人の価値観を変形することもできちゃうかもしれないようなムズムズ感に軽く武者震いしながら
単に服屋で流れてたらお洒落な音楽 ではお洒落とは言えない
先見あってこそのオシャレの創出ではないですか
気持ちよく批評的に程よく知的に時代のあたりまえからハズしてなんぼ
そういう意味で私はなんとNOVO ! の選曲家としてピッタリな人材であることよ
毎度のことではありますが、当然私のMIXワークやDJワーク(全然別物よ?)は全て平均的DJカルチャーへの批評にもなってます
各ミックス1.2.3.4.全部性質は異なってますが
できれば54分50秒の今回のMIX 4 本編は
一度NOVO ! でショッピングを楽しみながら感じてほしい
私の試聴サイトにて頭15分を聴くこともできます
NOVO ! 店頭でも私からでも販売可能です☆
    ↓

https://soundcloud.com/suppasuppa/mix-for-novo-1-3-test-mixed-by


NOVO !

http://vintageclothingnovo.blog7.fc2.com/