ガラスの中

「ハルカゼ舎」に続き、suppa micro mix 新作は、
民家の間をゆっくり走る、二両編成の電車、世田谷線  
静かな住宅地にある若林駅。そこにひっそりと在る小さな小さなお店 『craft cafe sobae』。http://sobae.net/
今年4月にオープンしたてのこのお店の為に作りました。
こちらが52分の内の最初の14分の試聴版 ↓ です。
https://soundcloud.com/suppasuppa/suppa-micro-mik-9-mix-for
sobaeは、手作りの陶芸作家さんやガラス作家さんの作品を展示販売しながら
その傍の6席だけのカフェスペースでとても美味しい紅茶やスープ、珈琲、チャイ、自家製ジュース
をいただける、手造りにこだわった、温もりのあるカフェです。

店主の小林志歩さん自身もガラス作家で、写真の窓際のしずくも彼女の作品で、しずくは1個千円と手軽なお値段で
プラス他の作品と合わせて僕はプレゼント用にお持ち帰りしました。
展示されてる他の作家さんの作品もいいもの多く悩ましかったんですけどね。
陶器、針さし、蝋燭、花瓶、ミニチュアのガラス家、等々。
葉っぱなど利用して素敵なラッピングしてくれて感動しました。
誰かの誕生日プレゼントや自分へのご褒美などになにかいいものないかなあ、と漠然とおもってる人にもおすすめします。
なんでも美味しいし、音楽も高い頻度でsuppa mix かかってるかもしれないし、
店内は白い洞窟のようで心地いい時間が流れ、威圧感的なものはナッシング。
ぜひ一度ぶらっとでかけてみてはいかがでしょうか。
今日いただいたコーンスープはさらっとしていつつコーンなのに少し辛みがある不思議な美味しさでした。
小林さんは紅茶のプロなので紅茶マニアもきっと納得?
小林さん自身は最近まで珈琲が飲めなかったそうなんですが、そんな小林さんも感動する珈琲に出会い、
そこから遍路あってのやはりこだわりの豆のおいしい珈琲をいれてくれます。
ジンジャーエールも美味しかったです。
夏にはかき氷も出すそうです☆
sobaeでもおそらくデザイントッピングした形でsuppa micro mix 9 MIX for sobae 買えます。


カフェにふらっと入ってお茶を飲む人にとってのそこで流れる音楽は
それ次第で居心地や店の印象が変わってしまうだけの重要な役割があるように思います。
その場所がどの位の広さなのか狭さなのか、どの位の音量で流されるのか、どんな機材で流されるのか、
光の具合は?従業員が何人なのか?基調の色は?普段どんな音楽をかけているか?
店主の方の趣味、考え方、願い、
などを把握した上で、それらを一旦知らないふりしてふらっとたちよったお客さんである自分になりきって
この場所で鳴っててほしい音楽、鳴っていたら店の居心地が最大限良くなるかな、という曲を探します。
お店が潜在的に求めている波動をキャッチする...なんつったらアヤしい? でもまあそんなかんじ。
それらがあれよあれよと騙し繋がれて行く不思議さがまた居心地の良さを増幅させてくれたら、という気持ちでmix編集してます。
なので、「カフェ」という大まかなジャンルが同じ場所の為のミックスでも、店が違えば全く違う内容になるはずです。
既に次のミックスの依頼がカフェ系からいくつかありますが、
自分でもどう変わるのか、楽しみです。